相続期限を迎える前に|実家を相続する前に考えるべき2つのこと

「実家を相続することになった、どうしよう・・。」

と、実家の相続問題で悩みを抱えている人が増えています。
いろいろと考えるべきことがあり、何から調べればいいのか途方に暮れている方もいるかもしれません。
相続問題は2つのポイントを抑えれば、全てがクリアになります。
そのポイントとは、、
●相続税
●実家を残すかどうか
この2つです。
そして、いずれにしても「不動産査定は必須」であることを覚えておいてください。
まずは「相続税」を考える

相続税は、相続する財産(家)の金額によって課税されます。
相続する課税遺産総額が「3,600万円以下」の場合、相続税は発生しません。

課税遺産総額というのは、「貯金や現金」「家や土地(不動産)の評価額」から「借金」をひいた額のこと!
「遺産総額」に対し相続税の有無が決まるのです。
もし3600万以上ある見込みであれば、相続税がかかってしまいます。
~相続税は実際いくら払う?~
・5000万以下なら20%
・1億以下なら30%
の相続税がかかる計算に。
例:4000万の課税遺産総額なら(4000×20%=800万円)
~相続税には納付期限がある~
相続税は、被相続人の死亡を知った日の翌日から10ヶ月以内に申告・納付する必要があります。この期限を過ぎると、延滞税が課されます。
まずは不動産査定してもらい「家や土地の評価額」を知ること。
不動産査定をすることで、実家の相場を把握し、相続税の概算を算出することができます。
次に「実家を残すかどうか」を考える

とりあえず遺産相続して空き家で置いとくか・・
とりあえず実家を相続して放置する方も多いですが、維持費の問題があります。
~空き家の維持にかかるお金~
・固定資産税・都市計画税・火災保険料・水道光熱費
これらの維持費が平均年35万円かかります。

普段住まないのに「火災保険」「水道光熱費」は必要なの?
空き家でも漏電による火災や放火の被害に遭う可能性があります。
水道光熱費も、定期的に通水をしなければ水道管の錆びや劣化するなど建物の老朽化を止めるために必要です。
また、固定資産税がいずれ最大6倍になるという国の方針があり、さらに維持費の負担がのしかかってきます。
維持にお金をかけたくなければ
・実家を売る
・遺産放棄する
のいずれかの選択肢も視野に入れておくべき!
実家を売るか、相続放棄するか。相続放棄するなら3か月以内と期限がある

実家を残す・残さない。いずれにしても不動産査定してもらい評価額を調べることは必須。
実家を査定してもらい、評価額によって今度どうするかを決めるのです。
●評価額が高い⇒実家をすぐに売る
〇評価額が低い⇒相続放棄するかそのまま相続して空き家にする
といった選択肢に分かれます。
※もし「相続放棄」する場合は、死亡を知った日から3ヶ月以内にしないと無効になるので注意が必要です。
家や土地の評価額は自分でも計算できますが、結局売るときには「不動産会社で行う査定額が基準となる」のでオススメしません。

でも、、不動産会社に来てもらって査定してもらうのも面倒だし、売らないとなったときに断るの大変そう・・。
実家の評価額をもっと手軽に調べる方法とは?

最近は実家がいくらで売れるかすぐに調べられるサイトがあります。
不動産屋さんが来ることもなくネット上だけで査定額が分かります。
そのサイトとは↓↓

イエウールの強みは、
・ネット上だけでの査定(机上査定)ができる
・無料で査定依頼。およそ60秒で入力。
・査定を依頼したい不動産会社を自分で1社選べる
・すぐ家を売る気はない人も、たくさん利用している
実家の評価額がいくらなのかを調べるためだけに、手軽に利用できるサイトです。
※イエウールに登録している不動産会社が運営費を払っているので、利用する人は一切お金がかかりません
遺産相続(相続税・遺産放棄)は期限があるので、いつまでも決断を先延ばしにできません。後悔しないためにも早めに査定額を知っておきましょう。

