実家に相続税はかかる?先を見据えて実家を処分すべきか残すべきか

「実家を相続することになった、どうしよう・・。」

と、実家の相続問題で悩みを抱えている人が増えています。
真っ先に思い浮かぶのは「相続税がいくらかかるのか?」ではないでしょうか。
もちろん遺産相続した段階で相続税がかかるので、早めに把握しておきたいところ。
ですが、相続税以上に早めに決断しないと大変になることもあります。
ここでは
・相続税はどのくらいかかるのか
・実家を残しておくべきか、手放すべきか問題
についてお話します!
相続税は必ずかかる?どのくらい払う必要がある?

実家を相続しても、相続税が必ずしもかかるとは限りません。
相続する課税遺産総額が「3,600万円以下」の場合、相続税は発生しません。

課税遺産総額というのは、「貯金や現金」「家や土地(不動産)の評価額」「株式の評価額」から「借金」をひいた額のこと!
調べる項目がたくさんあり、大変かもしれませんが「遺産総額」に対し相続税の有無が決まるのです。
もし3600万以上ある見込みであれば、相続税がかかってしまいます。
※ちなみに相続する人が1人増えるたび「プラス600万円」の課税遺産総額になります
~相続税の課税額~
・5000万以下なら20%
・1億以下なら30%
の相続税がかかる計算に。
「そんなにかからないよ」という方は先に読み進めていただいて大丈夫です。
もし「全部合わせたらそのくらいの額を超えるかも・・」という方は「家や土地の評価額」を調べておくのがオススメ。
もし相続税がかからなくても、実家をそのまま残すべきか売るべきかの決断が必要

相続税がかからないなら、とりあえず遺産相続して空き家で置いとくか・・
とりあえず実家を相続して放置する方も多いですが、維持費の問題があります。
~空き家の維持にかかるお金~
・固定資産税
・都市計画税
・火災保険料
・水道光熱費
これらの維持費が平均年35万円かかります。

普段住まないのに「火災保険」「水道光熱費」は必要なの?
空き家でも漏電による火災や放火の被害に遭う可能性があります。
水道光熱費も、定期的に通水をしなければ水道管の錆びや劣化するなど建物の老朽化を止めるために必要です。
また、固定資産税がいずれ最大6倍になるという国の方針があり、さらに維持費の負担がのしかかってきます。
維持にお金をかけたくなければ
・実家を売る
・遺産放棄する
のいずれかの選択肢も視野に入れておくべき!
実家を売るか、遺産放棄するか。家の評価額を知ることでやるべきことは見えてくる

「とりあえず空き家を相続しよう」という方も多いですが・・
結局何も決断できずにずるずると維持費だけを払い続けるというケースが非常に多いもの。
色々な思いがあり実家を残すのも一つですが、「実家を売る」「遺産放棄する」という選択肢も考えてみましょう。
まずやっておきたいのは相続する前に実家の値段(評価額を調べること。
実家を査定してもらい、評価額によって今度どうするかを決めるのです。
●評価額が高い⇒実家をすぐに売る
〇評価額が低い⇒遺産放棄するか、そのまま相続して空き家にする
といった選択肢に分かれます。
家や土地の評価額は自分でも計算できますが、結局売るときには「不動産会社で行う査定額が基準となる」のでオススメしません。

不動産会社に来てもらって査定してもらうのも面倒だし、売らないかもしれないから断るのが大変そう。
実家の評価額をもっと手軽に調べる方法とは?

最近は実家がいくらで売れるかすぐに調べられるサイトがあります。
不動産屋さんが来ることもなくネット上だけで査定額が分かります。
そのサイトとは↓↓

イエウールの強みは、
・すぐ家を売る気はない人もたくさん利用している
・ネット上だけでの査定(机上査定)ができる
・無料で査定依頼。およそ60秒で入力。
・あなたの家を最大6社の不動産会社が査定してくれる
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不動産会社を選べる
査定してもらってもすぐ売却する必要はありません。とりあえず実家の評価額がいくらなのか調べるたけに使う方もたくさんいます。

