相続期限はいつまで？期限を迎えるまでに決断しないと後悔すること
「家の相続って、いつまでに決める必要があるんだろ。」
ご両親が亡くなり家や不動産などの相続がある場合、どうするか頭を悩ませるところ。
本来なら先延ばしにしたいところですが、「期限」があるのも事実。
家の相続期限を迎える前にまず考えるべきこと
相続の期限として「３か月」以内に考えるべきことがあります。
〇相続放棄
〇限定承認
どちらかをする場合は３か月以内
の手続きが必要です。
相続期限３か月以内：相続放棄
マイナスの財産があきらかに大きい場合は「相続放棄」が有効です。
●不動産や預貯金＝プラス財産
●借入金など＝マイナス財産
どちらの相続もしないということです。
相続放棄を希望する場合は「3ヵ月以内に家庭裁判所に申し立て」する必要があります。
相続期限３か月以内：限定承認
たとえば
●財産が2,000万円
●借金が4,000万円
ある場合、普通に相続すれば2000万円の借金になります。
ですが限定承認をすれば2000万円の借金はチャラになり、プラスマイナスゼロになるのです。
財産がプラスになるのなら、相続期限のない「単純承認」が有効
プラスの財産が残るのが確実であれば、相続放棄も限定相続も必要ありません。
そのまま遺産を引き継ぐ「単純承認」になります。
単純承認は期限がありませんので、３か月過ぎても問題はないのです。
いずれにしても、財産と借金がいくらあるのかは早めに把握しておく必要があります。
相続期限のある「相続放棄」「限定承認」か「単純商品」か。まずは家の価値の把握が必須
財産がプラスになるのかマイナスなのか。いずれにしても不動産査定してもらい今の評価額を調べることは必須。
家などの不動産の評価額は、買ったときの値段ではありません。
実家を査定してもらい、最新の評価額が財産として考えられるものです。
※もし「相続放棄」する場合は、死亡を知った日から3ヶ月以内にしないと無効になるので注意が必要です。
家や土地の評価額は自分でも計算できますが、結局売るときには「不動産会社で行う査定額が基準となる」のでオススメしません。
でも、、不動産会社に来てもらって査定してもらうのも面倒だし、売らないとなったときに断るの大変そう・・。
実家の評価額をもっと手軽に調べる方法とは？
最近は実家がいくらで売れるかすぐに調べられるサイトがあります。
不動産屋さんが来ることもなくネット上だけで査定額が分かります。
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相続放棄や限定承認は期限があるので、いつまでも決断を先延ばしにできません。後悔しないためにも早めに査定額を知っておきましょう。
